2011-01-01から1年間の記事一覧

セントラル・パーク・イースト中等学校:困難なのは、やって見せることだ

デボラ・マイヤーポール・シュワルツ(訳 澤田稔) 編者序文 中等教育の多くの教員は、官僚による過剰規制がもたらした萎縮効果に直面しながら、より進歩主義的・民主主義的で、学習者中心の学校をつくる可能性を探ろうとしてきた。いまでも、こうした試みと…

(マイケル・アップル ジェームズ・ビーン編著『デモクラティック・スクール』第2版)

からの抜粋翻訳。 Deborah Meier氏来日講演会に合わせて(といっても、これが初来日でもないが※)アップロードしておくことにする。これは、同氏が、ニューヨークのイーストハーレムに開いた中等学校(中高校)に関するスクール・ストーリー=実践記録だ。困…

M.W. Apple & J. A. Beane, (Eds.). Democratic Schools (2nd ed.). Portsmouth, NH: Heinemann, 2007.

『デモクラティック・スクール』第2版から その2

前回のエントリ同様に、

マイケル・アップル ジェームズ・ビーン編著 澤田稔訳『デモクラティック・スクール』第2版

第3章 「子どもが感じていることを中心に:カブリニ・グリーンにおける民主主義とカリキュラム」 ブライアン・シュルツ - [編者序文] 民主主義が教室という場に現れるのは、子ども及び教師にとって注意を払わざるを得ない不正な状況に直面するときであるこ…

『デモクラティック・スクール』第2版から その1

いつもながら、また久々のブログ更新。今回は、シカゴのある小学校における教育実践事例の紹介(翻訳草稿)。出典は以下。Schultz, B.D. (2007). Feelin' what they feelin': Democracy and curriculum in Cabrini Green. In M.W. Apple & J. A. Beane, (Eds…