2008-01-01から1年間の記事一覧
今回もまたまたお手軽更新。仕事で書いた文章のために書いたものの没原稿(^^;;)>。実際に掲載されたものの元バージョン。 文科省webサイトにアップされた新しい学習指導要領解説(「総合的学習の時間」編)を読むと、この没原稿の出だしも悪くはないと思うの…
学会発表の準備でマイケル・アップルの著作を読んでいたところ、ふと以前書いた書評をアップしておいてもいいなと思いついた次第。 以下は、ある学会誌に載った書評のドラフトで、掲載されたものよりもやや長い、元の原稿だ。米国の批判的教育研究という領域…
昨日は、アメリカ教育学会第20回大会に参加し、シンポジウムで報告した。シンポジウムの「アメリカ教育における公共性と格差」というテーマは意義があると思うが、議論を深めるにはいろいろ工夫が必要と感じた。自分の報告にはフロアから具体的な反応がなか…
今日の更新は、「仕事で書いた小文」で(このタイトルは宮台真司ブログのパクリが明らかですが^^;;)。その本では「外国語の基礎基本」というタイトルだった。たまに学生さんも利用するサイトなので、利便性のためにここにアップする次第。 所収は、浅沼茂編…
今回は非常にオタクな話題。誰か、こういうオタッキーなファンと盛り上がりたいのだが、なかなか相手がいないので、一人日記で振り返り。 アルバン・ベルク弦楽四重奏団(ABQ)の解散記念ワールドツアーの日本公演、愛知県芸術センターコンサートホールでの演…
日本の個別化個性化教育の先進地域と言ってよい愛知県東浦町において、つい数年前まで困難校と言われながら、二教科同時進行単元内自由進度学習のカリキュラムづくりを開始し、いまやこの実践やそのための学習環境整備の充実ぶりには目を見張るものがある石…
ここに載せる文章は、2008-03-28の日記に書いたことをもとにした原稿だ。アメリカ教育学会会報第28号に掲載されたものの一部訂正版になる。屋上屋を架すようなことになるが、前回日記よりも文章としてのまとまりを意識して仕上げたのものなので、のっけて…
初ピナ・バウシュ体験。圧倒的。 私は舞踏を知らない。だから、比喩的にしか言えない。その上で、敢えて言うのだが、そこには全てがあった。 清廉も猥雑も、そのような二項対立の批判も。アダージョもスケルツォも、カデンツァもアンサンブルも、反復も裏切…
昨日3月29日上智大学で開かれた全国個性化教育連盟(4月から日本個性化教育学会)の春季研究会に出席し、3月28日に告示された学習指導要領(幼稚園、小学校、中学校)に関する解説、及び、「習得・活用・探究」(特に「活用」やPISA型学力)という観点から…
もう2週間以上も更新が途絶えてしまいました。ヒット数が増えているということは、わずかながらも読んでいただいている方がおられるようなので、最初に一言お詫び申し上げますm(_ _)m。 で、ここからは、またいつもように軽めの常体文で失礼。まず、今後の…
ビデオ・ニュース・ドットコム、マル激トーク・オン・ディマンド 第362回(2008年03月08日)「格差が少子化を加速させる」を視聴した。この番組はインターネット配信で、ジャーナリストの神保哲生氏と社会学者の宮台真司氏がパーソナリティを務める週刊コラ…
ちょっと学年末の業務その他で、間があいたが、前回の続き。 つまり、なぜいま週プロ=二教科同時進行単元内自由進度学習なのか、という点に関して考えておきたいと思う。要するに、週プロの意義、について。 この点は、前回日記で書いた研究会では、時間の…
これは、個別化・個性化教育の方法論の一つで、一斉授業方式のように、教師が子どもに板書・資料提示や発問によって教えるということを中心に授業を組み立てるのではなく、教師(多くの場合、複数の教員がタッグとかチームを組んで)が準備した多種多様な学…
この業界で週プロと呼ばれる自由進度学習に関する実践発表会だった。愛知県東浦町は、知多半島の付け根、半田市の北に位置するが、知る人ぞ知る小学校教育における進歩主義教育の先進地域だ。オープン・スクール(個別化・個性化教育を、オープンスペースを…
昨日、第15回 東海個性化研究会定例研修会(平成20年2月23日(土)@東浦町文化センター)に参加した。