閣議決定=政府答弁という「形式」による教育への介入
学校教育における教育勅語の取り扱いに関する最近の政府答弁に対して、教育研究者が有志や学会として、批判する声明を発表しているのはとても有意義なことだと思う。
いや、どこの国でも「諦めたら、そこで近代が終わるよ!」(たしか岸政彦のツイート)って、ほんとそうだなと。ちゃんと、歴史に介入できるなら、できることはしておかないと、と。だから自分もコミットしているわけで。
しかし...
我々の批判・反論は、政府答弁書=閣議決定の内容の批判であって、その形式の批判ではない。内容を批判するだけでとどまると、期せずしてこの形式の方は容認することになりかねない。というか、そうなってしまっているという皮肉があるように思う。